5時限目「短絡ってな〜に?」【パグでも分かる❣️パグぞうの電気工事講座】
ねぇパグぞう!短絡ってな〜に?
短絡は、意図しない大電流が抵抗を介さず回路に流れてしまうことだよ。
抵抗を介さず?どゆこと?
はるちゃんが身の回りで使ってる電化製品って、実は全部抵抗なんだよ。ドライヤーとか、ゲーム機とか、パソコンとか、スマホとかね。
えー抵抗だったんだ。びっくり。
それらの電化製品に、電気がきちんと供給されていれば、意図しない大電流が流れることはないよ。
じゃあどうやったら大電流が流れるの?
それは、電気のプラス側とマイナス側が抵抗を通らないでくっついちゃった時だよ。プラスとマイナスの間に抵抗が入ってないと、大電流が流れちゃうんだ。
はるちゃん、オームの法則って知ってる?
オウムさん?
えっと、電圧をV、電流をI、抵抗をRで表した時に、電流I=電圧V / 抵抗Rで求められるんだよ。あ、オームは人の名前だよ。
よく分かんないけど。。
つまりね、お家のコンセントは電圧100Vだけど、もし抵抗を介さなかったら抵抗は0Ωになるのね。そしたら計算式の分母が0になるよ。
分母が0になったら、分子がいくつであっても答えは無限大になるって中学校で習ったね!
えっ、無限大!ってどうなるの?!
想定できない程の大電流が流れちゃうってこと。
電線には流せる電流が決まってるから、それを超えたら電線は燃えちゃうんだよ!
はるちゃんのお家も燃えちゃうかも。
オームさん怖い!無理!
怖いのはオームさんじゃなくて短絡だよ。はるちゃん!
短絡の恐ろしさが分かったかな?でも安心して。もし短絡したとしても発火しないように、回路にはヒューズとかブレーカーが付いているよ。
じゃあお家燃えない?良かった〜。
ヒューズとかブレーカーについては次の講座でやろうね。
分かったから早く終わろ!
はいはい、じゃあこれで6時限目の講座を終わるね。
さあ、6時限目の教室に移動しよう
は〜い
読んでくれてありがとう。僕のスタンプ、よかったら皆も使ってみてね☆
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