【第1種電気工事士 実技課題No.2】単相3線式配線と自動•手動点滅切替え電灯回路の解説
第1種電気工事士の公表問題No.2を製作しました。
変圧器とブレーカ、自動点滅器と金属管を用いた課題です。
配線図に書き換えるとこんな感じです。
実際に施行するとこうなります。
課題では自動点滅器の部分は端子台を使います。3路スイッチですが、第2種電気工事士の実技課題とは違い、本課題ではこれを切り替え用スイッチとして使用します。その為、配線方法も少し違いますので十分に注意しましょう。
3路スイッチによって、スイッチで照明をON/OFFするか自動点滅器で照明をON/OFFするかを切り替える回路です。
一般家庭ではまず見かけないレアな回路だよね。
施工条件に回路図がありますので、回路図に従いながら配線図を作成するとよいです。
電気工事士の工作について、「パグぞうさん素人には難しいです‼️」という声もありますが、ご安心ください。パグぞうも全くの素人です。
ぶきっちょ•ぶちゃいくでお馴染みのパグぞうも、いつも小さい頭をフルに働かせながら工作活動に励んでいます。
またガラクタ作って❗️
パグぞうはこんな声にも屈しません。そして皆さんにも変わらず、自分を伝え続けます。
ポイント
- ブレーカーの接続ミスに注意しましょう。N（ニュートラルの略）の表記がある方に白の電線を繋ぎます。配線間違いも一発不合格になります。
- 5.5mm^2の電線が何本か端子台にネジ締めされますが、太い電線ほど締め付けが甘くなりやすいです。プラスネジは押し付けながら回すのがコツですが、増し締めはマイナスドライバーで行いましょう。
- アウトレットボックスと金属管は銅線で導通させます。金属管には銅線固定用金具があるのでそこにネジ締めで固定します。アウトレットボックス側は固定用金具がないのでそのままボックスにネジ止めしますが、外れてしまわないよう銅線の先端に輪っかを作ります。この作業がいかにスムーズに出来るかが、大切です。
試験時間は60分しかないからね
- コンセントとスイッチへの接続は複雑なように見えて意外と単純です。渡り線を忘れずに繋ぎましょう。
実技課題No.2 製作動画
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