電気工事2種 2018下期実技試験 問題と解答を公開
2018年12月8日(土)に仙台市卸町のサンフェスタで開催された第2種電気工事士実技試験を受験してきました。
その試験問題と解答です。
※電気技術者試験センターのリンクです
公表問題No.9
https://www.shiken.or.jp/ginouanswerK/pdf/300721/No9m.pdf
解答
https://www.shiken.or.jp/ginouanswerK/pdf/300721/No9k.pdf
今回の試験問題は、EET含む電灯、コンセント回路でした。試験時間40分以内に配線図に置き換えと回路製作、検査まで行う必要があります。
時間配分としては、配線図置き換えに2〜3分、回路製作に30分、残りの時間で検査を行うのが良いかと思います。
本課題で起こしやすい欠陥は下記です。
①ランプレセプタクルへの電線接続ミス
Wの表示がある端子に白色電線を繋いでいない
②丸型シーリングへの電線接続ミス
Wの表示がある端子に白色電線を繋いでいない
③タンブルスイッチが連用取付枠に取り付けられていない
④リングスリーブのサイズ間違い
⑤リングスリーブの圧着マーク間違い
⑥差込型コネクタとリングスリーブの使用場所間違い
使用場所は試験問題に明記されているので、回路製作前にきちんと確認
⑦使用する電線ミス
直径2.0mm(青色被覆電線)は指定されている箇所にきちんと使用する事
⑧電線の長さが指定の長さの50%以下
⑨タンブラスイッチに挿入した電線が抜けてしまう
⑩回路ミス
配線に間違いがないか、必ず確認しましょう
欠陥が一つでもあると一発不合格となります。
製作後は必ず欠陥が無いことを確認しましょう。
また、当然ですが回路が未完成の場合も不合格となります。時間内に作れなかった時は最も悔しい思いをしますので、まずは目標時間以内に製作することを一番に取り組みましょう。
もし施工ミスがあったとしても、時間が残っていれば後から手直しする事は可能です。
当日は会場が広かったり机が小さかったり、練習の時とは環境が大きく違います。
周りの音が気になったり、工具を落としてしまったりと、想定外の事が起きる可能性があります。その為、事前の練習及び本番のイメージをしっかりし、試験当日も焦らず自分のペースで製作できるよう、準備をしっかりしておく事が重要です。
周りに流されず、自分なりのリズムで、練習の成果をフルに発揮してください。必ず、合格できます。
今回私が試験に際して購入したものが以下になります。
第2種電気工事士 筆記試験 テキスト
めちゃくちゃおすすめのテキストです。これから電気工事士の勉強をする方には、本当に購入を勧めます。
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私は書店で何冊ものテキストを見ましたが、すぃ〜っとシリーズがダントツに分かりやすかったです。絵が多いため、勉強が苦手な方や集中力のない方でも楽しく理解を深めていく事ができると思います。
こちらのテキスト一冊で、充分過ぎるほど試験対策は可能ですので、ぜひ一度使ってみて頂きたいと思います。
第2種電気工事士 技能試験用テキスト
第2種電気工事士 過去問集
第2種電気工事士 実技試験用工具
第2種電気工事士 実技試験練習用材料1回分
テキストと工具はどちらも初心者向けとなっていますが、電気工事士2種であれば十分対応可能ですので、ぜひご活用ください。
実技試験材料練習用は、まずは1回分の購入をオススメします。1回作れば十分自信つきますし、もし不安があれば電線だけ買い足すことも出来ますので。
私と同じ志を持つ方の力になれる事を願っています。
こちらの記事で受験申込から合格までを一挙に公開しています。
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